No.014 – 1拍目と4拍目を強調したブロックコード
右手は1拍目と4拍目にブロックコード。左手がシンコペーションを用いることで、エイトビート感を出しています。
CHECK
- シンプルな形でも、一つでも拍裏を強調した音があるとエイトビート感が出ます。
バッキングパターンの使用場面や特徴
- 基本的には、全音符のパターンの仲間で、落ち着いて聴かせたい場面に有効です。
- 4拍目で再び鳴らすことで、次のコードへの期待が高まります。吸引力のあるリズムです。
バッキングパターンの使用例
「aiko / ボーイフレンド」では、Aメロ(50s〜)にこのパターンが使われています。単調にならないように、頭の音をばらして弾いたり(波線アルペジオ)、4拍目を次のコードに向かうためのフレーズにしたり、という工夫があります。
同じアレンジャー・島田昌典さん編曲の「もどかしい世界の上で」などもAメロのバッキングがこのパターンですね。