No.010 – 四分音符によるブロックコード6:ベースライン次のコードにつなぐパターン
右手は四分音符。左手は小節頭にルート音を弾き、次のルート音に向かってラインを作ります。動画ではすべての小節にラインを入れていますが、実際にはアクセント程度にはさむと効果的です。
CHECK
- ベースは頭にルート音を強く弾いてしまえば、ある程度動かすことが可能です。
- ベースはCからFに向かうフレーズ(ド→レ→ミ→ファ)、FからCに向かうフレーズ(ファ→ミ→レ→ド)をなぞっています。
- 最後の小節は、3度の音からルートに向かうベースライン(ラ→ソ→ファ)です。
- スケールに沿ったフレーズの他、半音階なども使われます。
- 上りも下りも可能です。色々なパターンを試してみてください。
バッキングパターンの使用場面や特徴
- ルート音は聴かせつつも、なめらかなベースラインになることで、やさしい印象を受けます。
- 落ち着いた曲調の楽曲では効果的に響かせることができます。
- 特にバラードでは、常套句と言ってもいいくらい、次のルートにつなげるベースラインを使いがち。
- ベースプレイヤーが別にいる場合は、フレーズが干渉しないように注意しましょう。
- 動きは基本的にベーシストに任せて、落ち着いたピアノソロの部分で使うなど、棲み分けをするのがおすすめです。