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3-5. コードは「中央のド」を中心に、動かさず弾こう

2017年11月14日3.コードの知識を学ぼう!

コードの順番を入れ替えたところで、何ができるの?

言葉で説明しても難しいから、まずは参考動画を聴いてみるピ。

さて、前のステップでは「音域をコントロールするため」に、転回形を学びました。

参考3-4. コードの転回系をマスターして表現の幅をアップ

音域をコントロールするとは、どういうことでしょうか?

コードは中央のドを中心に弾く

コードの基本形ばかりを弾いていると、演奏では困ったことが起こります。

音域が大きく動いてしまって、落ち着きのない感じに聞こえてしまうのです。そして何より、手の移動が大きくて難しい

そのために、転回形を使って音域を動かさないようにコントロールします。具体的に言うと、「中央のド」を中心にコードを弾きます


どうでしょうか?さきほどより聞きやすく、なおかつおしゃれなサウンドになっていると思います。これが転回形の醍醐味です。

(厳密に言えば、左手のベースがルート音を弾いている場合、コードの形は基本形です。
右手だけ転回形の考え方を借りている、という方法です。)

さらに、先ほど難しかった手の移動も少なくなり、右手はその場にとどまるような感覚で弾くことができます。中央のドを中心にコードを弾いていると、必然的に音域は真ん中に集中し、不必要に動かなくなります。まずはこれを大原則としましょう。

ピアノ伴奏の音域を動かさず、真ん中に集めることで、メロディーをきちんと引き立てることができます。

この章のまとめ

CHECK

  • 転回形を使うことで、ポジションが選びやすくなる
  • 中央のドを中心に、コードワークを展開してみよう
  • コードポジションを一定に保つと、手の移動がなくなり弾きやすい

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