3-7. テンションコードを知ろう

2017年11月21日3.コードの知識を学ぼう!

テンションは覚えなくていい、と言ってしまったけど、学習サイトなので一応テンションの種類を紹介しようと思うピ。

(大人の事情〜〜!)

メジャーナインスコード

Root / M3 / P5 / M7 / M9

メジャーセブンスコードに、9thの音を加えた五和音コードです。終止和音などにもよく使われます。

省略形:XM9

「CM9」や「C△9」などと表記します。どちらも同じ意味ですが、当サイトでは「M9」の方を使用します。

コードの省略表記
コード Cメジャーセブンスコード Fメジャーセブンスコード
省略表記 CM9 FM9
構成音 ド・ミ・ソ・シ・レ ファ・ラ・ド・ミ・ソ

 

マイナーナインスコード

Root / m3 / P5 / m7 / M9

マイナーセブンスコードに、9thの音を加えた五和音コードです。こちらも同様に、適度に音を省いたり、入れ替えたりします。

省略形:Xm9

「Cm9」のように表記します。

コードの省略表記
コード Aマイナーナインス Dマイナーナインス Eマイナーナインス
省略表記 Am9 Dm9 Em9
構成音 ラ・ド・ミ・ソ・シ レ・ファ・ラ・ド・ミ ミ・ソ・シ・レ・ファ♯

 Em9 の 9thの音は「ファ」ではなく、「ファ♯」です。9thはルート音から見て、M9(長9度)の音でなければなりません。ただし、スケールアウトした音が出てきてしまうので、使い所はかなり限られてきます。

(ドミナント)ナインスコード

Root / M3 / P5 / m7 / M9

セブンスコードに9thの音を足した五和音コードです。こちらも同様に、適度に音を省いたり、入れ替えたりします。

[画像 楽譜 12種類のナインスコード]

省略形:X9

「C9」のように表記します。

コードの省略表記
コード Gナインス
省略表記 G9
構成音 ソ・シ・レ・ファ・ラ

ナインスコードの形と押さえ方

ナインスコードの形と押さえ方
ナインスコードの形と押さえ方

ナインスコードは、9thの音を目立たせるために、できればトップノートに来るのが望ましいです。ただ、他の楽器や歌のラインが9thを使っている場合は、普通にトライアドやセブンスコードを弾くのもありですね。

右の二つの用例は「×」と書いてしまいましたが、使うこともあるので「△」くらいの気持ちで。

各セブンスコードにおけるテンション

11thと13thのテンションについても説明すると、この章がかなり長くなってしまうので、どこで使えるか?ということだけ簡単にさらっていきます。

基本的に、テンションはセブンスコードの上に付加します。

各セブンスコードにおけるテンション
コード IM7 IIm7 IIIm7 IVM7 V7 VIm7 VIIm7
9th  9th  9th 9th 9th- 9th
11th  11th 11th 11th 11th
13th  13th 13th 13th-

いきなりわけわからない表が出てきましたね。でも、テンションってこういうことなんです。

個人的主観ではありますが、ポップスでも使いやすいテンションを赤文字にしてみます。

各セブンスコードにおけるテンション
コード IM7 IIm7 IIIm7 IVM7 V7 VIm7 VIIm7
9th  9th  9th 9th 9th 9th
11th  11th 11th 11th 11th
13th  13th 13th 13th

記号の羅列だとさすがに難しすぎるので、key = Cで考えてみましょう。

各セブンスコードにおけるテンション key = C
コード CM7 Dm7 Em7 FM7 G7 Am7 Bm7
9th    
11th  ソ
13th  ラ

かなり読みやすくなりましたね。

9thはどこでも使って大丈夫です。11thは、ちょっと使いどころが難しいけど、違和感はない、という感じ。13も同様ですが、G7(ドミナントセブンス)における13thはかっこよく響きます。

もう少し一般化してみましょう。

各セブンスコードにおけるテンション シンプル
9th 11th 13th
◯M7 9th 13th
◯m7  11th  △
◯7  9th 13th
  • M7(メジャーセブンス)コード、7(セブンスコード)では、9thと13thを使用できます
  • m7(マイナーセブンス)コードでは、11thを使用できます
  • あとは気分次第

 例外として、7(セブンスコード)では、11th以外のすべてのテンションを使用できます。

参考3-8. テンションコードの押さえ方を知ろう(オルタード)

このあたりの法則を守っていれば、間違ったテンションを使うことはなくなるでしょう。

テンションは厳格なルールがあるというよりも、とりあえず使ってみることができるスパイス、くらいに思ってください。

また、重要なのは、「最後は耳で判断」することです。

テンションは、その響きが気持ち悪ければ使わない、かっこよければ使う、それだけのシンプルな話です。

この章のまとめ

今回の内容はちょっとむずかしい・・・。

繰り返しになるけど、すべて覚えなくていいピ。今はなんとなく眺める程度で、また実践を積んでから読み返すと理解が深まると思うピ。

CHECK

  • テンションコードは9thが使いやすい
  • M7(メジャーセブンス)コード、7(セブンスコード)では、9thと13thを使用できる
  • m7(マイナーセブンス)コードでは、11thを使用できる

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