No.019 – 八分音符によるブロックコード3:スタッカート
右手、左手ともに八分音符の連打パターン。スタッカートをつけることで、「音の数は多いけど、密度は少ない」軽やかな印象の伴奏になります。
CHECK
- ピアノ単体では4ビート感の強い伴奏ですが、合わせる楽器はどんなリズムでも対応できる柔軟な伴奏です。
- 4-3でも扱っていますが、アクセントをつけることで表情が豊かに変化します。
バッキングパターンの使用場面や特徴
- ゆっくりなテンポから、速いテンポまで、幅広く使えるパターンです。
- スタッカートでは音の空白部分が増え、跳ねるような、軽やかな印象になります。
- 音の並びが規則的で、全員で4ビートのリズムを合わせるとポップに聞こえます。
バッキングパターンの使用例
「2.ポップス伴奏の基本形を知ろう!」でも紹介しましたが、「髪を切る8の理由。」ではBメロにこのパターンが使われています。他の楽器は2拍目の裏にアクセントがあるので、結果的にエイトビートに聞こえますね。