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No.026 – シーケンスフレーズ1

2017年12月21日バッキングパターン図鑑

単音アルペジオの延長線パターン。テンションを付加することで、コードが変わっても同じアルペジオフレーズを弾いています。

CHECK 

  • ソドレド、はよくあるアルペジオパターンの一つです。
  • 自分でもシーケンスフレーズを制作してみましょう。

バッキングパターンの使用場面や特徴

  • ブロックコードほどのパワーが無いので、しっとり聴かせたいところ、やさしい歌などに向いた伴奏です。
  • 低音域では、音が濁ってしまうため、アルペジオの良さが活かせません。
  • 高音域では、より切なさ、やさしさを感じる伴奏となります。
  • テンションやフレーズをバランスよくはさむとおしゃれに聞こえます。
  • 音自体に遊びがあるので、休符を入れて空白を作っても良いでしょう。

バッキングパターンの使用例

イントロ6小節目までがこの伴奏系を使っています。が、次で紹介するポリリズムな雰囲気もあります。

「ミ・ラ↓・ラ・ラ↓・シ・ラ↓」「ミ・ラ↓・ラ・ラ↓・シ・ラ↓」「ミ・ラ↓・ラ・ラ↓」の8分音符16個で2小節のパターンを作っていますね。左手は全音符で「ド♯ – レ – ミ – ファ♯」と動き、結果として「Aadd9/C# – Dadd9 – Esus4 – F#m7(11)」的なコード進行を作り上げています(これをフレーズで作り出しているというのがポイントで、このコードをかたまりで弾いてもこの曲の良さは出ないですね)。

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