はじめての電子ピアノは迷わずこれ!CASIO「CDP-S100」レビュー
CASIOのCDP-S100という鍵盤を紹介します。筆者は2019年12月に購入しておりますが、2025年現在でも現役で使用しています。
なお、CDPシリーズについて、現在は後継のCDP-S110が現行機種となっています。説明書を見比べてみましたが、サイズや基本スペックはCDP-S100と同じようです。また、ページ内の商品リンクはCDP-S110となっていますのでご了承ください。
以下、S100のレビューとなりますが、S110も同じように読み進んでいただければと思います。
基本情報
CASIOのCDP-S100は88鍵盤のフルサイズ電子ピアノです。鍵盤はハンマーアクション(スケーリングハンマーアクション鍵盤Ⅱ)。奥行わずか232mmのスリムボディは部屋に置きっぱなしでも全く圧迫感がありません。鍵盤は象牙調でこの価格帯とは思えない高級感があります。
重さは10.5kgと他の電子ピアノと比べても軽量です。

スケーリングハンマーアクション鍵盤Ⅱ:★★★★☆(4/5)
生のグランドピアノと比べるとどうしてもタッチは軽いですが、プレイしていても違和感はありません。見た目もうっすらと象牙調で高級感があります。この価格帯でこの鍵盤は本当によく出来ていると思います。(10年くらい前のCASIO鍵盤はツルツルで打鍵音もうるさく全くおすすめできなったので、進化がすごいです・・・!)

サウンド:★★★★☆(4/5)
サウンドもかなり自然なピアノ。メインのグランドピアノを含め12種類ある音色のうち、ストリングス以外はそこそこ使えそうなサウンド。伸びしろを期待して星4。なお、音色の切り替えはファンクションキーと対応する鍵盤を押すことで可能です。
デザイン:★★★★★(5/5)
好みの問題もありますが、個人的にはかなり好きなデザインです。鍵盤、筐体部分ともにプラスチックと思いますが、鍵盤は象牙調で、筐体部分もつや消し処理をしてあり、安い素材には見えません。何より、一番の特徴であるスリムボディのおかげで圧迫感がなく、部屋によく馴染みます。


ちなみにスタンドは付属していないので、自分はハーキュレスのXスタンドを利用しています。高さの変更も可能で、持ち運びにも便利です。
純正のスタンド「CS-46P」は少し値が張りますが、安定性は抜群です。持ち運びなどはしない方はこちらをぜひ。
付属品 / 接続:★★☆☆☆(2/5)
付属品は簡易的な楽譜スタンド、電源ケーブル、説明書、ダンパーペダル。電源ケーブルは短めなので、ライブでの使用や部屋のコンセント位置によっては延長ケーブルが必要かも。前述の通り、スタンドの付属もありません。
端子はダンパーペダル、電源、ヘッドフォン端子(ステレオミニ)、まさかのAUDIO IN端子(ステレオミニ)があります。少し離れたところにUSB-B端子があります。

(AUDIO INはスマートフォンや音楽プレーヤーから音声を入力し、ピアノのスピーカーから鳴らすことが出来ます。ほとんど使うことはないと思いますが、音源に合わせて練習する際などは便利かも。筆者は未使用です。)
MIDIキーボードとしてパソコンに繋ぐためのUSB A-B ケーブルは別売りですが、これさえあればどんなDAWでもほぼ対応できるはずです。もうMIDIケーブルはほとんど見なくなりましたね。
ミニコラム:ライブで使うには
音声出力端子が限られているので、ライブで使う際には注意が必要です。ライブハウスではミニプラグの入力に対応していることが少なく、標準プラグで信号を送る必要があります。小型のミキサーを用意し、ヘッドフォン端子から音声を送り、ミキサーからイヤフォンモニターとDIへの信号を分岐、というかたちがいいかもしれません。

モニタースピーカーがあり、イヤフォンモニターが必要なければ変換をかませてDIへ直接送ることも可能ではありますが、筐体も丈夫ではなく端子もガッチリしていないので、そもそもライブでの使用はあまりおすすめしません。
ライブで電子ピアノを使用する際は下記のような「ステージピアノ」がおすすめです。
総評:★★★★★(5/5)
値段、性能、デザインのバランスを見て、ついに最適解に巡り合ったような電子ピアノです。初心者に5万円で買える電子ピアノ、おすすめある?と聞かれたらまずはCDP-S100/ S110を推します。
もし予算的に2〜3万円がいいのだが・・・という場合はセミウェイテッド鍵盤のAlesis Recitalを視野にどうぞ。








