初心者のための一台!5万円以下で始める電子ピアノのある生活
この記事では、5万円以下で買えるおすすめの電子ピアノを紹介したいと思います。なお、自分が使ったことのあるピアノのみを紹介しているため、掲載数が少なくなっております。比較サイトでいっぱい迷うよりいいよね!
はじめに
ピアノには大きく分けて、生楽器と、電子楽器があります。生楽器は重量も値段も大きいので選択肢から除外し、ここでは電子ピアノみを紹介します。
鍵盤の種類
電子ピアノはさらに大きく分けて、「ハンマーアクション(ピアノタッチ)鍵盤」「ライトウェイト鍵盤」に分けられます。ハンマーアクションというのは、生ピアノの鍵盤の仕組みのことなのですが、それを再現、つまりピアノと同じような感覚で打鍵することができる機構です。
ライトウェイト鍵盤は、鍵盤をバネの力で支えた軽い打鍵の鍵盤です。鍵盤を弾く、というよりは、触ったらペコッとなる感覚で、とにかくあまり弾いた感じはしない鍵盤ですが、重量は軽く、値段も安くなります。
その間の性質を狙った「セミウェイト鍵盤」なんてものもあります。実際にどの鍵盤がいいかは文章では伝えられないので、ぜひ店頭で弾き比べてみてほしいところですが、経験者にもこれから始める人にもハンマーアクション鍵盤を強くおすすめします。どうしても予算が足りない場合や、持ち運びが多い場合のみ、他の鍵盤も選択肢に入るかもしれません。
また、鍵盤数に関しては88鍵盤のものがフルサイズですが、61鍵盤、49鍵盤、25鍵盤などもラインナップされています。制作用の持ち運びなら25〜49鍵盤、家で弾くなら88鍵盤、ライブでも使うし家でも使う!みたいな方は61〜88鍵盤がオススメです。
それではさっそく紹介に参りましょう!
CASIO CDP-S100(4万円)
まずはじめに紹介するのは、自分が現在進行系(2021年8月)で使っているCASIOの電子ピアノ「CDP-S100」です。あとでもう2つ紹介しますが、正直自分はかなりこの商品を推しています。(追記:2024年8月現在もメインで使用中)
4万円という価格でありながらハンマーアクションの88鍵盤、そして何より奥行きのスリムさ。出しっぱなしにしていても全く圧迫感がありません。それでいて鍵盤も象牙調になっており、高級感もあります。この辺は別にサウンドに影響はしませんが、テンションが上がるので毎日触りたくなりますね。
(CASIOといえば実は個人的にいい思い出はなくて、2008年に初めて購入した電子ピアノがCASIOのPX-800という機種だったのですが、鍵盤の打鍵音がうるさくてヘッドホンをつけてても家族に文句を言われるような音でした。所詮はやっぱり計算機メーカー・・・と思っていましたが、今回改めてCDP-S100を購入してCASIOの鍵盤もかなり良くなってきていることに驚きました。)
なお、CDPシリーズについて、現在は後継のCDP-S110が現行機種となっています。サイズや基本スペックはCDP-S100と同じようです。カタログ見ても違いがわからない・・・
KORG SP170S(4万円)
CASIO CDP-S100の前に使っていた機種がこちらです。お気に入りでしたが、水没させてしまいました。
現在SP170は販売されておらず、後継に当たる機種はこちらのB2かな?と思います。
KORG ( コルグ ) / B2-BK 電子ピアノ ブラック
鍵盤やサウンドは電子楽器メーカーだけあって申し分ないです。
Alesis Recital(2万円)
最後に紹介するのが、以前個別記事で紹介したAlesis Recitalです。
2万円台で買える入門セミウェイト鍵盤ピアノ「Alesis Recital」レビュー | ポップスのピアノ伴奏を作ろう!
正直ピアノ弾きにオススメは出来ない鍵盤ですが、軽さと価格の安さは魅力的です。どちらかというと持ち運びが多い、フレーズよりはコードを弾くことが多い、などの場合は選択肢に入れてみてもいいかもしれません。
まとめ
迷ったらCDP-S100を買っとけば良き(乱暴なまとめ)。
ちなみにamazonで「88鍵盤 ハンマーアクション」などと検索すると、全然聞いたことないメーカーの製品が多く見受けられます。高い買い物なので、基本的には国内有名メーカー(CASIO、YAMAHA、KORG、KAWAI、ROLANDなど)の機種を選ぶことをおすすめします。