4-3. 8ビート楽曲でのリズム型
リズムの作り方はドラムを意識するといいんだね。でも、実際によく使うパターンも見てみたいな。
アノくんは欲張りだピね。今回は8ビートの伴奏パターンを少しだけ紹介するピ。
8ビートとは
8(エイト)ビートとは、その曲における「ノリ」の基準が8分音符であること。8分音符を並べたところにアクセントが来る曲、とも言えます。英語では「8th note rythm(エイスノートリズム)」と呼びます。
ここで紹介している以外のパターンは、「ピアノ伴奏バッキングパターン図鑑」の「8th note rythm」をご覧ください。
8ビートの伴奏パターン
コードを二つに分解した、分散和音奏法です。左手は頭と、2拍目裏においてみました。
こちらは右手のアクセントを3拍目裏におき、よりスピーディーなノリにしてみました。左手は間を縫うように入れてあります。
同じコードを8分音符で刻む奏法。ただし、変化をつけるために、頭とお尻のコードにはアクセントを付けています。お尻のコードは一時的にF(サブドミナント)コードを挟んでいます。
上のパターンをアレンジして、アクセントのつくコードをオクターブ上に移した奏法。手の移動が大きいぶん、むずかしいです。
エイトビートだけでもたくさんの伴奏リズムがあるね!
紹介しようと思えば、100種類以上、いや、無限に作り出せるピ。その辺のアイディアは、「ピアノ伴奏バッキングパターン図鑑」に追加していくピ。
この章のまとめ
CHECK
- 8ビートは、8分音符のタイミングにアクセントが来るノリのこと
- 8分音符の裏を強調するとよりスピーディでかっこいい
- 弾き方のアイディアは無限大に存在する