5-2. サブドミナントコードを活用しよう
前回はコードのとなりの音を使っていい、と話したけど、コードをまるっきり変えることもできるピ。
そ、そんな乱暴な!
具体的には、「サブドミナントコード」は、けっこういつでも使っちゃっていいピ。
サブドミナントコード
サブドミナントコードは、そのキーにおける4度音程をルートにしたコードのこと。Cメジャースケールで言うと、「F」がサブドミナントコードです。以前、主要三和音の一つであるという紹介もしました。
他にも、「C(1度のコード)」はトニック、「G(5度のコード)」はドミナント、と呼ばれています。
伴奏にサブドミナントコードを使ってみよう!
前回紹介した、「Cメジャーだけの前奏」に、Fを混ぜてみましょう。
基本的にはCメジャー一発なのですが、アクセント的にサブドミナントを挟んでいます。前回紹介したsus2コードも使っています。
参考5-1. sus4・sus2コードで、お手軽コードアレンジ
アノくん、CとFの相性がなんでいいかわかるかピ?
え、えっと、ファラド、のファとラは、ドミソ、のミとソの隣の音だから?
いいとこついてるピ!前回は、一つの音をとなりにずらしたピけど、今回は二つの音を隣にずらしたピ。
ということは、3つずらすこともできるのかな?
アノくん、だんだん冴えてきたピね。次回はそのテーマを学習するピ。
ちなみに、今回のCコードの上のFは、Csus4(13)と、書けないこともないピ。やっぱり親戚だピ。
この章のまとめ
CHECK
- キーにおける4度の音がルートの和音は、サブドミナントコードと呼ばれる
- トニックとサブドミナントの相性は良い