はじめての電子ピアノは迷わずこれ!CASIO「CDP-S100」レビュー
CASIOのCDP-S100という鍵盤を紹介します。
2023年2月2日 追記:
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基本情報
CASIOのCDP-S100は88鍵盤のフルサイズ電子ピアノです。鍵盤はハンマーアクション(スケーリングハンマーアクション鍵盤Ⅱ)。奥行わずか232mmのスリムボディは部屋に置きっぱなしでも全く圧迫感がありません。鍵盤は象牙調でこの価格帯とは思えない高級感があります。
重さは10.5kgと他の電子ピアノと比べても軽量です。

スケーリングハンマーアクション鍵盤Ⅱ:★★★★★(5/5)
通常のグランドピアノと比べると若干タッチが軽い感じはしますが、プレイしていて全く違和感がありません。見た目もうっすら象牙調で高級感があります。この価格帯でこの鍵盤は本当によく出来ていると思います。

サウンド:★★★★☆(4/5)
サウンドもかなりピアノ。限りなく5に近い4。12種類ある音色のうち、ストリングス以外はそこそこ使えそうなサウンド。伸びしろを期待して星4。
デザイン:★★★★★(5/5)
好みの問題もありますが、個人的にはかなり好きです。鍵盤、筐体部分ともにプラスチックだとは思いますが、鍵盤は象牙調、筐体部分はつや消し処理をしてありパット見は金属のようにも見えます。何より、一番の特徴であるスリムボディのおかげで、部屋に馴染みます。


付属品 / 接続:★★☆☆☆(2/5)
付属品は簡易的な楽譜スタンド、電源ケーブル、説明書、ダンパーペダル。電源ケーブルは短めなので、ライブの際や部屋の構造によっては延長ケーブルが必要かも。
端子はダンパーペダル、電源、ヘッドフォン端子(ステレオミニ)、まさかのAUDIO IN端子(ステレオミニ)があります。少し離れたところにUSB-B端子があります。

(AUDIO INはスマートフォンや音楽プレーヤーから音声を入力し、ピアノのスピーカーから鳴らすことが出来ます。ほとんど使うことはないと思いますが、音源に合わせて練習する際などは便利かも。なお、上位機種ではBluetooth接続が可能ですが、CDP-S100には搭載していません。)
MIDIキーボードとしてパソコンに繋ぐためのUSB A-B ケーブルは別売りですが、これさえあればどんなDAWでもほぼほぼ対応していると思います。もうMIDIケーブルはほとんど見なくなりましたね・・・。
音声出力が弱いので、ライブで使う際には注意が必要です。小型のオーディオインターフェイスを用意するか、ケーブルの端子を合わせる必要があります。が、どちらにせよライブでの使用はあまりおすすめしません。
総評:★★★★★(5/5)
値段、性能、デザインのバランスを見て、ついに最適解に巡り合ったような電子ピアノです。初心者に5万円で買える電子ピアノ、おすすめある?と聞かれたらまずはCDP-S100を推します。
もし予算的に2〜3万円がいいのだが・・・という場合はセミウェイテッド鍵盤のAlesis Recitalを視野にどうぞ。
CDP-S100の購入はこちらから
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Soundhouse→
CASIO DCP-S100
(SoundhouseではCDP-S100の販売は終了、後継機のCDP-S110を販売しています)