6-2. かんたんなメロディーを作ってみよう

2017年12月4日6.フレーズの構築を学ぼう!

スケール、Cメジャーはけっこう弾けるようになってきたよ!

 順調だピね。それじゃあ今回はCメジャースケールを使って、コードの間に簡単なメロディーを作ってみるピ。

順次進行でメロディーを作ろう

一口にメロディーを作るといっても、無限のバリエーションがあります。今回は、コード弾きをしている最中でも簡単な、「順次進行」でメロディーを作ってみます。

順次進行とは、「メロディーの次の音に隣の音を使う」進行のことです。これはすでに、sus2やsus4コードの形で、「コードの幅を広げよう!」のカテゴリーでも学習しました。

参考5-1. sus4・sus2コードで、お手軽コードアレンジ

メロディー作り4つの制限

さらに今回は、フレーズを作りやすいように、いくつかの制限を設けます。

  • コード進行は、FM7→Cを1小節ごとに繰り返し
  • 前半2拍は、ブロックコードを4分音符で弾く
  • フレーズは、後半2拍だけにいれる
  • 黒鍵は使わない
  • 順次進行のみを使う
  • 間違ったと思ったら、隣の音に逃げる

これを、飽きるほどループして練習すると、「フレーズって簡単に作れるじゃん!」ということがわかってくると思います。

順次進行メロディーメイキング

(完全アドリブなので、指使いに関しては不自然な箇所があります)

特に、「やばい!」と思ったところで、演奏を止めずに隣の音に逃げる、というのはすごく有効です。間違いを恐れずに、堂々と狙ったリズムで弾いてみてください。

動画では、前半は割りとルールを守っていますが、後半は少しだけ自由に弾いています。また、最後の2小節だけはFM7→Dm7onG→CM7で締めています。

この練習を、できれば各調で行えると良いですね。

この章のまとめ

すごい!ただの伴奏が、一気に華やかになってきたね!

順次進行で隣の音を使う、というのは、言い換えればそのコードには含まれない音を使うことだピ。結果的にテンションのような複雑な動きが生まれて曲が立体的になってくるピ。

CHECK

  • ブロックコードの間にフレーズを混ぜてみよう
  • フレーズは順次進行を基本にして作ろう
  • 音を間違えたら、隣の音に逃げよう

スポンサーリンク